温冷庫の改造

私は「キンキンに冷えたビール」というのが嫌いで、昔から少し温めてぬるい状態で飲んでました。
数年前リサイクルショップで小型温冷庫を500円で買いました。
この小型温冷庫は、室温±10数度しか温度調整できませんが、冬場は、ビールを少しだけ温め、夏場は少しだけ冷やすという目的に好適でした。
先日、その温冷庫の電源が入らなくなったので内部回路を調べました。 回路は図3のとおりでした。故障原因はサーモスタットの破損でした。
代用部品がないので、サーモスタットを除去して直通にし、代わりに温度ヒューズを付けることにしました。
そしてこの機会に、設定温度以上に熱くなったり、冷たくなったりしないよう温度制御回路を付けることにしました。
図4が改造後の回路です。
まだ、キンキンに冷えたビールを温めたたことはありません。時間がかかって待ちきれないですから。
ですが、放置しておいても温めすぎることはありません。 (keyword:ペルチェ素子,サーミスタ,パワーFET,LM311)

外観


図-1

図-2

回路

図-3 改造前
図-3 改造前
図-4 回路図
図-4 改造後

※より詳しい技術情報をご提供致します。ご請求は メールーム からどうぞ。
閉じる


2022.02.26