問診票と経絡との関連データを作成

問診票と経絡との関連データを作成し、患者さんの問診票への回答が経絡測定結果にどれ位反映されるかを検証することにしました。
S治療院の問診票全項目

問診票は以上のように、寒・熱・表・裏・気・血・肝・心・脾・肺・腎・他という分類で80項目ありました。
まず、肝・心・脾・肺・腎の各項目はそのまま該当経絡に対応させることにします。
次に、寒・熱・表・裏・気・血・他に分類されている質問項目が特定経絡に関連がないか市販書籍でチェックにしました。
参考書籍
参考にした2つの書籍書の記事です。






質問項目と経絡の関連表の作成
上記2つの資料から、寒・熱・表・裏・気・血・他の質問項目に特定経絡に関連深いと思われるものは両者を関連付けました。
また、1つの質問項目でも複数経絡に関連付けのあるものも複数関連付けました。


H:「実」のとき対応  L:「虚」のとき対応

例えば、ひとりの患者さんに注目したとき、例えば問診票の“「肝01」目がよくかすむ、または疲れやすい.”という項目にチェックが入っていたとします。 その項目は「三焦」 「胆」「肝」に関連していることがわかります。そこで、経絡測定結果グラフの「三焦」 「胆」「肝」のいずれかに変異が現われていたら、経絡変調が正しく反映されたと判断します。
このように、問診票の各項目が経絡に反映される度合いを検証します。

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