鍼灸治療穴ガイド表示例 「かぜ」

@ 簡易経絡測定装置(A-BI,E-BIx)システムの「鍼灸治療穴ガイド」の操作解説です。

「鍼灸治療」をクリック
「鍼灸治療穴ガイド」機能を利用するためには、事前にユーザ自身の手で記事情報を登録しておく必要があります。
→ 本表Iのご参照下さい。

・当頁は「鍼・温灸講習会テキスト」(田中鍼灸指圧治療院)の記事の一部を登録した事例で説明しています。
A
過去の測定データを1つ選択

B
「病名・症候」選択画面で「かぜ」を選択
「かぜ(鍼・温灸テキスト(2017/12)」は、事前に自分で作成編集して当ソフトウェアに登録した記事情報です。

 [ ]痛[]熱[]麻[]腹・・・・[]血の表記と2つのボタンの操作方法は、Hで解説します。
C
ここで治療穴グループ[11]を選択したとすると・・・
Web2ブラウザ(Internet Exploroler等)で、被検者の経絡測定結果の棒グラフと診断・治療穴一覧とが表示されます。

鍼・温灸治療では、特定のツボを診断按摩(圧痛や硬結、冷えなどの見る)して経絡の変調を判断します。
左の表で「診断」欄は診断によく利用されるツボで、「治療」欄は治療によく利用されるツボです。

各経のグラフは上から下にBP値の大→小(経絡の「実」→「虚」)の順に並んでいます。

基本的なチェックポイントは、「最実」「最虚」「左右差大」「陰陽逆転」の経脈です。

症状を訴えるほぼ全ての患者さんは、いずれかの経脈に上記4種のうちのいずれかの変調が見られます。

左のグラフは見本データですが、この被検者が患者だとすると、肝や脾が「実」で、大腸や心包が「虚」、腎や膀胱が「左右差大」なので、それらに対応する治療穴と、患者の症状とが一致する治療穴グループを選択するとよいでしょう。
D
該当するツボが人体マップ表示されます。書籍参考ページ、または取穴画像ページを登録している場合、経穴名をクリックすると、登録している該当ページ゛か表示されます。

E
1,かぜ(鍼温灸テキスト2017.12)
2,すべての症状に共通
3,治療,
4,,GB20
4,,BL14
4,,BL52
2,鼻の症状:鼻水、くしゃみ
3,診断,
4,,LU01
4,,ST25
4,,CV12
4,,GB25
3,治療,LI04
4,,LI20
4,,GV16
4,,BL13
4,,BL25
4,,BL21
4,,BL23
2,のどの症状 (背臥位)
3,診断,
4,,CV23
4,,CV22
4,,LI17
4,,LI18
4,,LU01
4,,LU05
4,,KI06
4,,LU06
3,治療,
4,,LU11
4,,KI06
4,,LU05
4,,CV22
2,のどの症状(腹臥位)
3,診断,
4,,GV14
4,,SI15
4,,BL14
4,,BL21
4,,BL52
4,,BL25
3,治療,
4,,BL10
4,,SI15
4,,BL13
3,咳が長引く,
4,,CV20
4,,CV17
3,痰が出る,
4,,ST40
4,,SP09
4,,BL23
3,熱を下げる治療
4,,LI04
4,,GB20
4,,SP13
3,声がれ,
4,,CV23
4,,BL10
4,,BL13
4,,LU06
4,,KI06
3,臭いが分からない
4,,LI20
4,,LI04
4,,BL13
3,耳が聞こえにくい
4,,TE22
4,,GB07
4,,GB02
3,頭痛,
4,,GV20
4,,LI04
4,,GB20
4,,BL60
4,,LR03
5,テキスト中の奇穴も正穴名で表記、テキスト本文参照せよ。
≪記事情報の登録について≫

「鍼灸治療穴ガイド」機能を利用するためには、事前にユーザ自身がご自分で記事情報を登録しておく必要があります。

例えば、Cの一覧表とDの人体マップを表示させるためには、左に示す約80行のテキストデータが必要です。


≪書籍参考ページと取穴画像ページの登録について≫

『鍼灸治療穴ガイド表示例 「食欲不振」』のページで解説しています。