経絡測定装置(E-BI2)

  



●試作システム頒価 研究会員(*1)
  • デスクトップ/ノートパソコン両用フルセット \58,000-
  • ノートパソコン専用セット \43,000-
    (いずれもパソコンソフト類一式付属)  *1:測定事例レポートお願いします.
経絡測定装置(E-BI2)標準機器セット
アナログ式バージョン(A-BI)と同様にAP処理の割愛に加え、本装置では、通電電流の読み取りに市販の汎用オシロスコープを利用することで、システムを簡略化しました。

  • 1回の読取ボタン押下で連続2回読み取ってデータの信頼度を判定します.
  • ノイズ混入や不安定操作があった場合、再操作を促します.
  • フィルター回路により入力波形が安定し、BP値の推定精度が向上しました.
  • 電源部はPSEマーク付既製電源アダプターを使用しています.

システム・説明書公開中(PDFファイル)


標準機器セットでは、この機器接続で右上の電源分離アダプターの
USBケーブルをパソコンに接続します。


ノートPC専用セットには、電源分離アダプターが付属していません。読取装置を直接PCに接続します。
1回の測定操作で2回読み取ります。
被検者1名で井穴24ポイント測定しますが、新装置(E-BI2)では、各ポイント1回
の読取ボタン押下で通電と電流読取とを2回繰り返します。
得られた2つの測定値の変化の仕方と両者の変動の大きさをチェックします。


測定エラーの場合、再測定を促します。
繰り返し測定した2つの測定値の変化がBP値の特徴を示していない場合、電極が
井穴皮膚に正しく密着していないと判定できます。
また、2つの測定値の変動が大きい場合、ノイズ混入や不安定な操作があったと
判定できます。
このような測定値不正と判定された場合、再測定を促すメッセージ画面を表示します。
再測定メッセージには次のようなものがあります。
・「測定値の変動が大きくノイズ混入と思われます.」
・「data1.txtがありません.」
・「通電ピーク値が所定範囲にありません.」
・「通電ピーク値が検知できません.」
・「DATA.DBFにMARK='*'がありません.」
・「MV1_APレコードが検知できません.」

信号入力部にフィルター回路を入れました。
新装置(E-BI2)では、読取装置の信号入力部にフィルター回路を入れました。
これにより、ノイズ混入の影響が少なく波形が安定し、BP値の推定精度が向上し
ました.

左図は、同一条件(1.5kΩ+1000pFの試験回路)を2回測定したものです。
BP値の推定は、測定値がピーク値から一定割合低下した点まで、最小2二乗法
による回帰線により電流のピーク値を推定しています。




2017.08.29